☆ THE SPITFIRE GRILL

邦題 < この森で、天使はバスを降りた >
この映画は、「結末」に納得できるかどうかで評価が分かれるところかもしれません。

FI2382627_0E.jpg

原題「THE SPITFIRE GRILL」が示すとおり、この映画の核となっているのは、ヒロイン「パーシー」ではなく、レストラン「SPITFIRE GRILL」を舞台に繰り広げられる「人間模様」そのものなのかもしれません。

 邦題には、えてして陳腐な物が多いのですが、本作はその典型かも・・・。

 さて、私自身は、こういう「シナリオ」も「有り」だなぁ〜と思います。「映画」の最も重要な要素は「エンターテイメント」であり、それは、いかにカタルシス(心の浄化)を得られるかということに集約されます。

 重いテーマを抱えつつも、作品全体としてはハッピーエンドを迎えるわけですしね。先が見えない展開も引きつける要素になっているし。

 作品に深みを与える「社会的、時代的背景」も良く描かれています。アメリカという国は自由の象徴のように思われていますが、「大いなる田舎」と呼ばれるように、国土のほとんどは凡庸な田舎に過ぎないわけで、そこでは、濃密な人間関係、変化や刺激に乏しい生活、人それぞれの悩みというものが渾然一体となっています。そのあたりの描写については、洋画の役者さんはレベルが高いですね。

 久々に、「う〜ん・・・」と考えされられる映画を見ることが出来ました。オススメかどうかは微妙ですが、やっぱりこう言うのもアリですよ。なぜなら、 「SPITFIRE GRILL」がある限り、パーシーのことは語り継がれていくと思うからです。それがせめてもの救いではないでしょうか。

 残念なのは、片面1層収録であること。せっかく美しい農村風景がでてくるのに、大画面では画質の荒さが気になります。

[アマゾン映画評] [関連したBlog]、[関連したblog2]
AUTHOR: カゴメ URL: http://blog.livedoor.jp/kagome_2005/ DATE: 04/22/2006 14:58:22 検索で貴記事を発見!拝読させて頂きました。

>邦題には、えてして陳腐な物が多いのですが、本作はその典型かも・・・。

邦題はちとネタバラシ気味ですね(笑)。
まま、良く考えたものだとは思うですが…。

>パーシーのことは語り継がれていくと思うからです。それがせめてもの救いではないでしょうか。

店も人々も村も、彼女の死を堺に再生したですものね。

ということで、私の記事、TBさせてくらさい。
(ブログの趣旨にそぐわないと判断された場合には、遠慮無く削除して下さいませ)

Comment

(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://rx5.blog10.fc2.com/tb.php/892-9e931468
この記事にトラックバック(FC2Blog User)

カレンダー


04月 | 2012年05月 | 06月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別 降順 昇順 年別


最新コメント

カテゴリ

  • 模型等創作(876)
  • オーディオ・ビジュアル(181)
  • 映画・音楽評(345)
  • 書籍紹介(207)
  • 農と自然(281)
  • 車・バイク(110)
  • 写真(105)
  • ACCESS(10)
  • その他(317)
  • 未分類(0)

最新記事

最新トラックバック

検索フォーム

プロフィール

RX5

Author:RX5
「いつかは・・・」が口癖になっていませんか? その「いつか」は、なかなか来ないものです。まずは、一歩を踏み出しましょう!

リンク

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

カウンター

Copyright © RX5