☆ 弧影再び

今年の1月には発表されていたそうですが、ようやく見ることが出来ました。事実上のシリーズ最終編とも言える「孤影再び」です。

koei.jpg

ボトムズシリーズは、制作順と時系列順が入り乱れておりますが、TV放送編 → 赫奕たる異端 → 弧影再び → 幻影編 が時系列順になります。幻影編はTV放送時代に対するノスタルジーとも言え、旧作ファンへのお祭り的内容でもあり、あまり見るべきものがありません。

さて、弧影再びですが、日系トレンディに掲載された小説が原作です。今回のアニメ化にあたってはエンディングが異なっているそうで、小説がフィアナに対する純愛がテーマであるのに対し、アニメではテイタニアへの救いが印象的です。赫奕たる異端では、短命であるが故にキリコと添え遂げることが出来ないフィアナは、その愛をテイタニアに託すわけで、その流れからすれば、今回のエンディングは理にかなっているのかも知れません。

いずれにせよ、一見、冷徹な兵士に見えるキリコが、実はとても純粋で愛情の深い青年であることが伺えます。

こうして振り返ってみると、TVシリーズ最終話のキリコとフィアナの取った行動の意味と、その行方を明確にさせた「赫奕たる異端」というのは、実に素晴らしい作品であったことがわかります。

今回の3DCGについては、見る側の慣れもあるのでしょうが、これ見よがしのCG感は薄れ、自然な感じに仕上がっていると思います。もちろん、手書き時代の、味のあるセルアニメと比べるのはあまり意味のあることではないでしょう。

戦闘シーンでは、攻撃されて片足・片腕・胸部ハッチ無しになったボロボロのATで、ローラーダッシュとアームパンチを繰り出す鬼神のごときキリコの戦い振りが鳥肌ものです。確かに、TVシリーズ以降、OVAが作られるごとに、神憑り的に強くなっていくキリコの描かれぶりに対しては異論があるでしょう。でも、そもそも、TVアニメの時に、キリコは、神「ワイズマン」を超越する存在だったわけですから、よろしいのではないでしょうか。

ギルガメス銀河最大の謎であるキリコ・キュービー、そのキリコに対して生涯をとして研究を続けるロッチナが小説では出てきているそうで、省略されているアニメ版は、少々残念ですね。

さて、幻影編以降の話は作られるんでしょうか?

[アマゾン映画評]

Comment

(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://rx5.blog10.fc2.com/tb.php/2530-1aa7ec6b
この記事にトラックバック(FC2Blog User)

カレンダー


07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別 降順 昇順 年別


最新コメント

カテゴリ

  • 模型等創作(1104)
  • オーディオ・ビジュアル(240)
  • 映画・音楽評(420)
  • 書籍紹介(222)
  • 写真(169)
  • 日曜大工(119)
  • 農と自然(306)
  • 車・バイク(152)
  • プログラミング(13)
  • その他(406)
  • 未分類(0)

最新記事

最新トラックバック

検索フォーム

プロフィール

RX5

Author:RX5
「いつかは・・・」が口癖になっていませんか? その「いつか」は、なかなか来ないものです。まずは、一歩を踏み出しましょう!

リンク

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

カウンター

Copyright © RX5