☆ 今、改めてオーディオについて

SA-S1を入手されたという方から、メールを頂きました。
これを機に、オーディオについて、改めて記しておこうと思います。

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デジタル技術の普及により、手軽に高音質が楽しめる時代になった反面、昨今では、かつてのようなオーディオ装置への憧れというものが薄らいでしまったように感じます。

しかし、世代を問わず、音楽をよりよい音で聴きたい、楽しみたいと思う人は決して少なくないはず・・・。

そこで、オーディオというものをどうとらえるかなのですが、まぁ、これが、世の中ではいろいろと言われていて、何が本当か良く分からないのが最大の問題なんだと思います。

「しょせん、再生された音は、どんなに高音質でも「生の音」には敵わない」とか、いや、「人それぞれ、気持ち良く好みの音色で聴ければそれで良いんじゃないか」とか、言われるわけです。

どちらも正論であり、間違いではありません。だからこそ、そこが問題なのです。

まず、オーディオの音が「生の音」あるいは「自然の音」とは違うのは当然です。しかし、それは、「生の音を完璧に再現するのは不可能であり、少なからず劣っているはず・・・」という事ではないのです。

まず、「生の音とはなんぞや?」を考えてみましょう。楽器にしろ、山野の鳥のさえずりにせよ、例えば、人間の耳が音源の極く至近、例えば数㎝の距離ということはまずありません。

一方、音波というのは、空気中を粗密波として伝わるうちに、高音でも低音でも、あるいは、その波形の正確さにおいても劣化していくのです。微小な音はマスキングされてしまいますし。

従って、コンサートホールで聴く最高の「生の音」と、音源からわずか数十㎝の位置に配置された収録用マイクが拾う「音源そのものの音」と、どちらがより本物の音であるか、比べても、実はあまり意味がないのです。

一般的に現代の録音では、このような音源近くに配置された多数のマルチマイクで収録した音を、ステレオ再生用に調整・加工するわけで、コンサートホールの実際の視聴位置にワンポントで置かれたマイク収録とは、仕上がりとしての「ねらい」は微妙に異なるんですね・・・。

誤解を恐れずに言えば、マルチマイク収録は、「本物の臨場感と本物以上の音質」ということになりましょう。

そう言うことで、録音までの課程はプロに任せるとして、オーディオ好きにとっては、この収録された信号をどのように再生させるか?ということになります。

つづく・・・・。

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