☆ 米粉研修

政権交代に伴い、戸別所得保障制度など農業政策の転換も注目されています。特に、米粉や飼料米、バイオエタノール用稲などのいわゆる「新規需要米」には、手厚い補助金がつく予定とのことで話題となっています。

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小麦を粉にひくのは「製粉」、米や大豆などを粉にひくのは「穀粉」と言うそうですが、大量生産する場合、両者は機械も異なるし、混入防止する意味でも、業者は明確に別れるそうです。

近年、米を小麦粉と同等以下の微粒子(粒径50ミクロン程度以下)に粉砕する技術が発達したため、従来の上新粉などとは別の使い方ができるようになりました。また、小麦粉のようにパンや麺にも使えるようになっただけでなく、小麦粉にはない利点も明らかになってきています。

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たとえばロールケーキでは、製造後に半年ほど冷凍した後、自然解凍させてもパサパサになりません。これは小麦粉では考えられなかったことだそうです。また、天ぷら粉として使ったばあい、揚げてから時間が経ってもカリカリの食感が失われにくいのだとか・・・。

パンやドーナツでは、独特のもちもち感、しっとり感が出るので、単なる小麦粉の代用でなく、全く違うタイプの粉と考えた方が利用価値が見えてくるとのことです。

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課題は製造コストですが、小麦と違って米の場合、表面に雑菌が多い場合がある上、硬くて粉砕しにくいため、洗浄や浸積などの手間と設備がかかるそうです。

食用向けのような食味等の高品質は求められませんが、買い入れ価格は食用向けの米の3分の1程度ですので、生産者にとって見れば、補助金がなければとても経営的に成り立ちません。

とは言え、加工適正や収量性・栽培性などの研究は、これから益々精力的に行っていく必要があるでしょう。

全国でも、微細粉技術をもつ穀粉業社は20社程度だそうですが、幸い県内には2社有ります。全くない県では、新規需要米の生産振興にも大変苦慮しているらしく、有利な条件にあると言えます。

我々としては、川上から川下まで、どのようにマッチングさせていくかが課題となりそうです。

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