☆ ガタカ

1997年 アメリカ作品

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「偽りと、真実と。」

遺伝子的不適合者というレッテルを、努力によって実力で跳ね返すという「真実」と、他人に成りすますことでしか成功への道はありえないという「虚偽」。

いつかはばれてしまう?という緊迫感を保った綱渡りの中、矛盾とも言えるこの二つの行為が同時進行しつつ、ストーリーは展開します。

現実の世の中には、逆境や階級を乗り越えたサクセスストーリーはたくさんあるのですが、本作品の舞台は、そんな「人間らしさ」を完全に否定された近未来社会です。

従って、絶望的な状況下でも夢を決して諦めない主人公の戦いは、希望と言うよりは、悲しくも切なく美しい情景として描かれます。

やるせないのは、何一つ本質的な解決は成されていないこと。せめてもの救いは、最後には複数人の理解者を得られたこと。

架空の設定により極端化された世界だからこそ浮かび上がる「人間性」がSFの本質であるなら、本作品は正にその王道かも知れません。

[アマゾン映画評]

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