☆ 明るいレンズ・・・。

趣味として写真を始めると、ほとんどの人が「明るいレンズが欲しぃ~」と言い始めます。

カメラに、詳しくない人からすると
「明るいレンズ・・・??? レンズって透明なガラスなんだから、明るいも暗いもないんじゃないの???」

と不思議に思うでしょう。
そんなもん、何に使うの?・・・と。

実は、「明るいレンズ」は、室内や夕暮れなどの薄暗い条件下で、特に威力を発揮します。

FI2621017_1E.jpg

つまり、一度に大量の光を取り入れられる「明るいレンズ」なら、暗い条件でも極めて短い時間でシャッターが切れるので、動きのある被写体の撮影や、撮影者自身の手ぶれなどによる、画像のブレを防ぐことが出来ます。

当然、口径の大きいレンズの方が、大量の光を取り入れられます。

しかし、それだけではありません。

広い範囲を写せる広角レンズと、遠くの物体を大写しできる望遠レンズでは、広角レンズの方が大量の光が入ってくるわけです。
(あ、なるほどそうだわね~)

ちなみに、広角なのか望遠なのかは、レンズの焦点距離によって決まります。
焦点距離が短い方が広角レンズになります。

つまり、レンズがどれだけの光を受け入れる能力があるのかは、

? 有効口径
? 焦点距離

の2つの要素が関係してきます。

そこで、この2つの要素を用いることで、レンズに入ってくる光の多少(明るさ)を表すことが出来ます。

それがF値です。 F値=焦点距離÷有効口径

F値は、数字が小さいほど明るいと言うことになります。

口径が大きくても、焦点距離がかなり長ければ(望遠ならば)→ 暗いし
口径が小さくても、焦点距離がかなり短ければ(広角ならば)→ 明るい

事が分かります。

「コンパクトデジタルカメラ」は基本的に広角レンズなので、レンズの径が小さくても、F2.8位のレンズが多く、わりと明るい製品がほとんどです。

一方、セット売りされている「一眼レフカメラのボディ」+「標準ズームレンズなど」においては、例えば焦点距離18-70?の場合、広角側(18?)でF3.5、望遠側(70?)でF5.6位が多く、意外と暗いんですねー。

(ただし、CCDやCMOSなどの受光素子部の大きさは、一眼レフの方が格段に大きいですから、カメラ全体としては、一眼レフの方が光をより多く取り込みます)

ちなみに、明るいレンズの目安はF2.8以下で、F1.4位になると、かなり明るいレンズといえるでしょう。

冒頭で出てきた、欲しくなる「明るいレンズ」の代表的なものと言えば、大口径で、なおかつズーム機構のない(焦点距離が可変しない)単焦点レンズと呼ばれるレンズです。
(短焦点ではなくて、単焦点です)

この大口径・単焦点レンズは、「明るいレンズ」であるだけでなく、人物写真などにおいて、背景がフワ~っとボケる、背景ボケの良さがあります。

残念ながら、この「背景ボケ」は、口径の小さいコンパクトデジカメでは出すことが出来ません。(受光素子部が小さいせいもあります。)

背景ボケについてついては、次回に・・・。

Comment

(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://rx5.blog10.fc2.com/tb.php/1496-aae19a2a
この記事にトラックバック(FC2Blog User)

カレンダー


07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別 降順 昇順 年別


最新コメント

カテゴリ

  • 模型等創作(1104)
  • オーディオ・ビジュアル(240)
  • 映画・音楽評(420)
  • 書籍紹介(222)
  • 写真(169)
  • 日曜大工(119)
  • 農と自然(306)
  • 車・バイク(152)
  • プログラミング(13)
  • その他(406)
  • 未分類(0)

最新記事

最新トラックバック

検索フォーム

プロフィール

RX5

Author:RX5
「いつかは・・・」が口癖になっていませんか? その「いつか」は、なかなか来ないものです。まずは、一歩を踏み出しましょう!

リンク

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

カウンター

Copyright © RX5