☆ ONKYO D-052A

ONKYOから1995年に発売されたコンパクト2WAYスピーカー「D-052A」を購入したのは、たぶん、翌年の1996年頃だったと思います。

FI2620996_1E.jpg

いずれサラウンドスピーカーにしようと思い、デッドストックすること約8年。2004年にようやくAVアンプを導入して、4チャンネルサラウンド化が図れました。

2007年には、ツィーターを取り外したD-200?を復活させ、センタースピーカーとして配置、今回、サラウンドバックスピーカーを増設して、ようやく6チャンネルにたどり着きました。

プロジェクター導入から、12年を要したことになります。

なお、低音分の0.1チャンネルは、メインスピーカーの低音再生能力が充分であることから、メインスピーカーに信号をミックスして送っています。

さて、このD-052Aが登場した頃は、バブル崩壊後の不況が深刻になってくる時期であり、国産オーディオも氷河期といえる状況でした。

DVDの登場が1996年ですから、「オーディオビジュアル」も今ほど盛んではありませんでした。

ONKYOのスピーカーは、バブル期に使われた、ケブラーコーンやプラズマカーボネイトチタンツィーターなどの、いかにもコストがかかっていそうなユニットに変わって、この時期以降、バイオクロスコーンやソフトドームツィターなどの素材となります。

小型スピーカーのラインナップを増やすと同時に、高級感も失いつつあり、今のようにAVアンプメーカーとしての地位も築いていなかったですから、ミニコンで食いつないでおり、本当に危ない時期だったのかも知れません。

というわけで、2台一組2万円と、このサイズの国産スピーカーとしては安価というか中途半端というか、あまり魅力的な製品ではないのですが、音の方は悪くありません。

特に、箱容積は、ミニコンポに合わせて奥行きで稼いでいるので、外寸から推定すると8リットル位はあるため、13?ミッドバスからは充分な低音が再生されます。スペック的にも再生周波数の下限(おそらく-3db)は、50Hzとなっています。

AVアンプの設定では、サラウンドスピーカーの設定をスモールにすると、80Hzまでの信号しか送られませんから、全帯域にわたってフラットに再生できる実力があるでしょう。

[オーディオの足跡 ONKYO D-052A]
AUTHOR: kazima DATE: 10/06/2008 20:28:12 オンキヨー製ハイコンポスピーカーの低音再生能力は、残念ながら50Hzまで使えるほどではありません。(以前D-202A LTDを使っていました)

仕様書の帯域は、理想的条件かつ距離1mでの値であることがほとんどなので実際に部屋で使うと下限は精々100Hzくらいになります。

Comment

2008.10.19 Sun 08:18  |  

>1mも離れるとたちまち低音側から落ちてしまうということです。

了解しました。

周波数特性の点では、オンマイク収録やヘッドフォン再生が有利というわけですね。

>SA-S1(中古で実売1万円以下)のツィーター部でも・・・。

了解しました。確かにハイルドライバーは割高なようですね。今は、静電型が入手しにくいようなので、オーラムカンタスなどのリボン型も試聴してみたいところです。

それにしても、SA-S1を入手しておいて本当に良かったです。

2008.10.14 Tue 01:18  |  

>50Hzにピークがあるというのは不思議

至近距離で計測すれば20Hzが出ていても1mも離れるとたちまち低音側から落ちてしまうということです。

>ローエンドをのばす方向で、忠実再生に心がけるのが望ましい

こういうのは好みの領域でしょうが、偏った特性の再生系は音源を選ぶことになるように思うので、HiFiを基本に考えています。

>ハイルドライバーに興味

ハイル型は設計が古いものが多いので、よく素性を確認してみてください。
場合によっては理想的なスピーカーになるかもしれませんが、静電型よりもかなり割高になるように思います。SA-S1(中古で実売1万円以下)のツィーター部でもハイル型の多くのツィーターと渡り合えることでしょう。

2008.10.13 Mon 11:06  |  

あ、そうそう、高音側については、最近は、ハイルドライバーに興味があります。

実際に聴いたことがあるのは、ELACのJETツィーターだけですが。

2008.10.13 Mon 11:01  |  

-24dB/octで、30Hzでカットオフしても、50Hzにピークがあるというのは不思議ですね。

低音については、セッティングや部屋の定在波によって、かなり変わってしまうと言うことが理解できました。ありがとうございました。

オーディオは昔から、低音再生の方が難しいとされていますし、そこがきちんと再生できるのがHIFIの条件の一つですね。

映画の効果音では、100Hz付近の量感があると、それなりに爆音らしく聞こえるようですが、できるだけローエンドをのばす方向で、忠実再生に心がけるのが望ましいと改めて考えさせられました。

>電力の間違いではないですか

電力でした。m(_ _)m

2008.10.11 Sat 14:38  |  

詳しくありがとうございます。

書き込み時間がないので、後日改めてお返事いたします。 m(_ _)m

2008.10.11 Sat 01:22  |  

ただし、前面バッフルを大きくして反射音をうまく使うとスピーカーの口径をあてにするよりもずっと能率よく低音を輻射できます。この効果をバッフル・ステップと言い、壁からの距離などで特性は相当変化します。
~1000Hzを任せるような中小型ウーファーの場合、あまり壁に寄せすぎると中低音(100Hz程度)が膨らみすぎて特異な音質になり、Hifiではありません。
~40Hz程度だけを任せるサブウーファーならば、部屋の角にぴったり沿わせる感じで配置すると手軽に歪みなく音量を稼ぐことができます。一度お試しください。

いずれ、この効果を利用した大型サブウーファーを使って20Hz再生に挑戦してみたいと思っています。設計上の再生能力はYSTの最大機種に対し7倍、値段は1/2です。

>電流の場合は0.5倍
これは電力の間違いではないですか?

2008.10.11 Sat 01:22  |  

岡山の超高価な製品を扱うショップにて61cmウーファーを試聴したことがあります。20Hzあたりは部屋全体が響く感じ、つまり部屋が30畳ほどあってちょうど定在波が20Hzに立っていただけでした。可笑しいことに、ショップのマスターはそのことに気づいていないようでした。
計算してみるとわかりますが、20Hz付近は61cmウーファー程度では話になりません。

2008.10.11 Sat 01:21  |  

雑誌記事のコピーで、長岡鉄男氏計測のヤマハYST-1000(30cm径)を30Hzカットオフ、1m距離での実測スペアナグラフを所有しています。
そのグラフから読み取るに、-24dB/octの急峻な4次LPFのようでした。
しかも30Hzカットオフ設定なのに50Hz付近にピークの見える山形グラフになっています。
それでも50Hzに比べて20Hzが-6dB程度と、現実的方法で超低周波の音圧を稼ぐには最善解と言えます。16Hzなら-10dBくらいになるでしょう。
ちなみになんで16Hzが出てくるのかというと、パイプオルガンの最低C音の基音が16Hzだからです。

2008.10.09 Thu 23:18  |  

調べてみたら、ヤマハのYSTを使った16Hzから再生可能というサブウーハーも、16Hz(-10dB)とのことでした。

20Hz(-3dB)と言うのは、よほどの大口径、大容積ウーハーを、無響音室で測定しない限り無理そうですね。

2008.10.09 Thu 23:13  |  

kazima さん、詳しくありがとうございます。

私もうっかりしていました。スピーカーの再生周波数については、良心的な表記をしていない限り、何デシベル落ちの条件なのかを付記しないので、-3dBではなく、-10dB位の可能性はありますね。

0.7倍の件、了解しました。電圧や音圧の場合は、-3dB=0.7倍、電流の場合は0.5倍ですね。

それから、20Hzの再生については、現実的にはまず不可能であること、了解しています。

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