☆ 効果的な迷光対策

ホームシアターのスクリーンにとって重要なことは、「迷光」をいかに抑えるかということです。

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「迷光」と言うのは、スクリーンで反射されたプロジェクターの光が、周囲の壁面などに反射して、再度スクリーンに戻ってきてしまう現象です。

これによって、せっかくコントラスト比の高い高性能プロジェクターであっても、実質的には黒が白っぽく浮き上がり、コントラストが大幅に低下します。従って重要な事項であり意識されている方も大勢いるのですが、実際に対策するとなると大変なイメージがあります。

今では、ホームシアターの画質の方が、映画館よりも上と言えるようになりました。それは、映像機器の進歩や映像ソフトの高精細化・高画質化のお陰もありますが、この部屋の環境こそが重要な要素なのです。

つまり、映画館では、消防法の関係で、非常口の表示(電飾)や足下のライトが設置されているため、館内が意外に明るいのです。

これに較べて、家庭では自由に設計できる利点があります。この点を工夫せずに高額な機器を導入してももったいないですね。とは言え、生活空間である一般住宅の一室を、全面真っ黒な壁にしてしまうのは現実的ではないので、ポイントを絞って違和感のない迷光対策をすることが重要です。

こちらが対策前の壁面です。

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ちょうど腰高窓がスクリーンの位置ですので、窓の外からの光が壁面に反射しているこの写真のような状態を、「迷光」と置き換えてイメージしてみましょう。対策としては、スクリーンの周辺と側面の壁の一部を暗色にすればよいわけです。

効果としては真っ黒が良いのですが、あまりにも重苦しい雰囲気になってしまうので、濃紺の布を張ります。カーテンも同色系とすれば、インテリア的にも統一感が出てくるでしょう。

1mあたり350円程の薄手の生地で十分です。7.5m使いましたので、釘とあせても3,000円弱しかかかりません。繊維が出ないよう、端を2?程度折り込んでアイロンがけし、細い釘で石膏ボードに貼り込んでいきます。折り込めばミシンで縫う必要も無いし、釘穴から裂けてしまう心配もなくなります。

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どの程度、壁面をカバーするかですが、視野のほとんどの面積をカバーできれば十分に効果が上がります。これは、迷光によるコントラストへの影響を抑える効果もさることながら、余計な光が目に入らないことで、スクリーンに意識が集中するからで、その方が特に重要です。

この対策により、映像の品位が一段と上がり、スクリーンに意識が没入できるようになりました。

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