☆ ATH-Q64 ベルゼルガ キリコのダッシュポーズ

敵襲による緊急発進・・・といった状況を再現するため、キリコには、ダッシュで走り出すポーズをつけます。

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首、胴、左足付け根、両膝に角度をつけ、プラ板、エポキシパテ、ラッカーパテで隙間を充填したり、延長したりします。

このとき、例えばひざ当てなどのモールド(表面の凹凸)を活かすよう、注意して切断し、再構成するわけです。

両手を大きく振れば、猛ダッシュしている雰囲気が出来上がります。

表面処理が、また大変になりますね・・・汗)

☆ 農地・水・環境保全向上対策シンポジウム

いよいよ日本でも、平成19年度から、日本版の環境直接支払い制度と言える「農地・水・環境保全向上対策」が始まるわけですが、本日、普及浸透を図るためのシンポジウムを開催したところ、県内から約300名の参加を頂きました。

制度的にはかなり複雑で、非常にやりにくく課題はいっぱいあるのですが、その目指すところは決して悪くありません。

より多くの取り組みを期待したいところです。

写真は後で差し替える予定。


☆ 機動戦士Zガンダム 「星を継ぐ者」

ガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)モデラーでありながら、実は、ZガンダムのTV放送はほとんど見てませんでした・・・汗)。

最初の数話を見て、全然面白くなかったからです。ストーリーと言うよりも、メカ&キャラクターに違和感があったので・・・。

ようやくレンタルDVDで、映画版3部作の第1作目「星を継ぐ者」を見ました。

TV放送当時、Zガンダムはあまり良い評価はなかったのですが、やはり、初代ガンダムの世界観をどう受け継ぎつつ、ストーリーを発展させていくか苦労があったのでしょう。

ガンダム主人公の歴史上、最悪・・・のカミーユ・ビダンの性格も、初代ガンダムのキャラクターの陰に埋没しないよう、より個性的であらねばならなかったためかと思います。

90分に凝縮したストーリーは、駆け足でややわかりにくく、かつTV放送時の絵と書き起こしの新しい絵とのギャップが激しく、映画としてはかなり無理がある作りになってますが、ストーリーを知らない身としては、ダイジェスト版として確認できるわけですからありがたい話ではあります。

可変モビルスーツにせよ、ウェーブライダーにせよ、これがちっとも格好良くないし、戦闘シーンは、間合いや「ため」がないから、やたらびゅんびゅん飛び回るだけでメリハリも緊迫感もありません。

静と動、鈍重さ軽快さ・・・といった相反する要素を巧みに織り交ぜていかなくちゃ・・・イカンです。残念ながら、模型製作の参考にはあまりなりそうにないですね。

レンタル料金が安くなったら、2~3作も見てみましょう。

[アマゾン映画評]


☆ 騙すアメリカ 騙される日本

原田 武夫 (著) ちくま新書

アメリカって国は、世界中至る国に対して、自分の都合のいいように働きかけているわけで、日本に対してもパートナーではなく、飼い犬か何かような扱いである。

今更、取り立てて驚くような事実ではない。が、内容的には、なかなか興味深かった。

それよりも、アマゾンでは、悪文であるか否か論争になっているようで・・・笑)
そのことの方が面白かった。

読むに耐えないほどの駄文でないけれど、インテリが陥りそうな、逆接語が多い回りくどく長たらしい文章である事は確か。

かくいう私も、人の事は言えないんだけど・・・。

それにしても、アメリカに日本の利益をごっそり持って行かれないよう、日本人も株式投資等に精通すべし・・・という結論は、あまりにも視野が狭いというか面白くないわな・・・。

金儲けが上手くなったって、物づくりや技術開発の魂を忘れたら国家は没落しますって。

[アマゾン書評]


☆ あれ見ろよ。何か変な物、落っこっちゃったぜ。

RRM広場に「ボトムズの原点?」と題して、ブレードランナーを話題提供させて頂いたところ、いろんなご感想を寄せて頂きました。

 リアルロボット模型好きなくらいだから、コアなファンの方もいる一方で、TV放送も何度もされているはずなのに、まだご覧になってない方もいたりして、その多様な反応はちょっと意外でした。

 装甲騎兵ボトムズは、他にも、地獄の黙示録、ディア・ハンター、デューン砂の惑星、エイリアン、2001年宇宙の旅などからアイディアを借用している場面が多く、SFファン・映画ファンを大いに楽しませてくれました。

 ブレードランナー、デューン、2001年には、それぞれSF小説の原作があって、私は学生時代に全て読んでいるのですが、RRM広場で「宇宙の戦士」のカキコミをしたときと同様、おそらく、RRM広場で原作小説を読んでいる方はいないかも知れないですね。

 もちろん、模型製作とSF小説には何ら関係はないので、どうこう言う問題ではないのですが、ロボットアニメや模型に興味をお持ちの方なら、ハヤカワ文庫(SFといえばハヤカワ!)の超メジャー所は、あるていど読破されていてもおかしくはないのかな・・・と期待したんですが、ちょっと残念でした。 (と言う事は、ボトムズファン必読の朝日ソノラマ「青の騎士ブルーナイトベルゼルガ物語」についても・・・??)

 ボトムズ及びその制作側の仕事ぶりについて、より深く理解するためには、知っておいても損はないですよ・・・( ← 余計なお節介ですが・・・汗)。

 さて、ブレードランナーについては、ネット上のありとあらゆるところで言及されてますので、ここでは、ボトムズとブレードランナーの関連性について、ちょっと触れておきましょう。

 ボトムズ第1クールの「ウド編」において、ウドの街は、明らかにこのブレードランナーを意識して描かれています。ボトムズは当初、ピカレスクロマン(悪役風の主人公の活劇)調として起草されていましたから、ハードボイルド風の舞台として、ブレードランナーにおける街並みがイメージされたのは自然な成り行きだったのでしょう。

 街並み以外にも、対レプリカント用武器であるブラスター銃と、対AT用最小火器であるアーマーマグナムの類似性も挙げられますし、「赫奕たる異端」において明かとなったパーフェクトソルジャーの短い寿命については、正に、レプリカントにおける4年の寿命から、そっくりアイディアを借用しています。

 ちなみに、TVシリーズの正式な続編、「赫奕たる異端」については、監督が続編は作らないとの公言を、何年も後になって撤回して制作されただけあって、ファンを納得させる優れた作品として仕上がっています。

 TVシリーズ最終話に、なぜ、キリコはフィアナと冷凍カプセルに入ったのか、その理由が明らかになるからです。

 最後に、今回のブログ記事のへんてこなタイトルですが、ブレードランナーには、日本語がたくさん出てきまして、すしバー風のおやじとのやりとり、「2つで十分ですよ」や、サラウンド再生すると、リヤから聞こえるざわめきの中から「あれ見ろよ。何か変な物、落っこっちゃったぜ。」が連発して出てきます。これ、日本人向けサービスとして、なかなか笑えます。

 ホームシアターでサラウンド再生をする場合、どんな風に聞こえてくるか楽しみに聴いてみてください。当時のドルビープロロジックサラウンド時代から、既に面白かったのですから。


☆ ATH-Q64 ベルゼルガ ル・シャッコ & キリコ

ル・シャッコの方は、大まかに成形した後、塗装作業のことを考えて塗り分け位置で切断します。

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ブーツを履いているとはいえ、縮尺を考えると足のサイズが40㎝くらいになっているので、一回り小さくしました。

長身のクエント人であるため、キリコと並べてみると、大人と子供くらいの差がありますね。

シャッコは、比較的落ち着いたポーズになったので、メリハリをつける意味でも、キリコの方に激しい動きのポーズをつけようと思います。

腹部、首、両足、右手など、かなり手を加えることになるでしょう。バキバキ切りとばしていきます。

☆ ATH-Q64 ベルゼルガ ル・シャッコのポーズ決定

当初は、かけ足をしているような、もう少し派手なポーズを想定していたのですが、やや動きを抑えた感じに落ち着きました。

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 写真右側にある、キットの説明書の画像と比べると良く分かりますが、一番の変更点は右手です。

 人差し指がまっすぐに伸びていますので、付け根からカットし、ライターであぶって曲げました。手首も一度カットし、内側に曲げ、ゼムクリップの一部を接合用の芯として挿入してあります。

 左足ひざに角度を付け、つま先立ちになるよう、両足先とも角度をつけています。

 首は、右を向き、かつあごをひいています。これは、「声をかけられたキリコの方を振り向いた」という設定です。

 フィギュアとしては、元の出来がいいため助かります。

 さてさて、右手にヘルメットを抱えさせようと思ってますので、どうやって作りましょうかね~。

☆ お笑いニッポン公務員―アホ役人「殲滅計画」

テリー伊藤 著

 TVでのコメンテーターとしてのテリーさんは、なかなか鋭い事も発言しているので、結構好きなのですが、この本は、単なる公務員バッシングに毛の生えたような内容ですね。

 週刊誌の連載が基になっているので、面白おかしければそれで良いんでしょうけど・・・。

 世の中、何かをスケープゴート(いけにえ)にして、バッシングしてれば、気が晴れるのでしょうか。

 日本には水に流す・・・と言う言葉があるくせに、基本的に、敗者復活の許される社会ではないし、個人への責任追及やその責任の取り方などが実にいい加減。(政治家は、なぜか復活するけど)

 それに、長らく、業界と一丸となった「護送船団方式」や官主導で世の中が丸く収まっていた時代が長かっただけに、今のような混迷の時代には、新しいスタイルがなかなか打ち出せないでいるのだと思います。

 もちろん、本書に出てくる公務員の不祥事などは、許される事ではないですが。

 まぁ、お笑い本だと思えば暇つぶし程度にはなりますかね・・・。

[アマゾン書評]


☆ FWC

スポーツは見るより自分でする方が好き・・・というか、他人のプレーを見て何が面白いんじゃ! と常々思っているのですが、さすがに、FWCでの日本第2戦(対クロアチア戦)なんかは、食い入るように見てしまいました。

 まぁ、小学校~中学校は部活動でサッカーやってましたし(下手っぴでしたけど)、それなりに分かるので面白いですね。

 つくづく思うのは、サッカーって、日本人の気質には合ってないんじゃないかと言う事。

 エースストライカー不在が言われ続けていますけど、サッカーって個人の技量に負うところが多く、技術も、理屈はあって無いような物だと思うのです。もちろん、一つ一つのプレーについて分析は出来るでしょうけど、それを体系立てて身につけていく事ってナカナカできないですよね、ゴールをねらうって~のは。

 さて、何事も出来れば受け手であるより送り手でありたい、見るアホより踊るアホ・・・と思ってますので、観戦するだけで興奮したりストレス解消できるサポーターさん達って、ある意味うらやましいです。(お手軽、お気楽、ミーハーだなって思うけど・・・)

 模型なんて、気の遠くなるような作業の積み重ねが続いて、喜びの瞬間なんてわずかですからね。物づくりは、完成した瞬間から次の課題(目標)が発生してくるし、形という結果がいつまでも目の前に存在するから、ある意味残酷です。

 まぁ、時には息抜きをさせて頂けるわけだから、たまにはスポーツ観戦も悪くないか・・・。


☆ ATH-Q64 ベルゼルガ ル・シャッコのポーズ変更

ベルゼルガ本体の加工もいよいよ大詰めになってきたので、ちょっと目先を変えて、パイロットのル・シャッコの製作に取りかかりました。

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 戦車の模型では、ハッチから上半身を出している指揮官や歩兵等が加わることで、まさに「情景模型」らしい臨場感が出てきます。

 そんなわけで、おそらく、ベルゼルガ本体の塗装と並行して進むと思いますが、情景模型としてのイメージを確定していく上でも、重要な作業になってくると思います。

 J.J.さんからは、「塗装!塗装!」とプレッシャーをかけられていますが(笑)、
逃げているわけではないので~ (←ホントか??)

 無造作に、ニッパーでバキバキ切り倒しています。(←いや、一応考えながらやってるんですケドね。どうもそうは見えん・・・)

☆ バックロードホーンSP試聴!(コイズミ無線)

オーディオ好きやAV(オーディオビジュアル)マニアで、バックロードホーンスピーカーを知らない人がいたら、それは間違いなくモグリですね・・・笑)

 自作系の記事も扱うオーディオ誌であれば、設計図面を載せているので良く知られいますが、世間一般的には、恐らく全く知られていないでしょう。

 スピーカーボックス(エンクロージャーと言います)が複雑で、量産には全く向かないため、メーカーは作らない(作れない)からです。

 かくいう私もじっくり聴くのは初めてでした・・・汗)

 試聴場所は、秋葉原の「コイズミ無線本店」です。(写真は、同じビル1Fの「マイウエイ店」) 試聴機種は、長岡先生の代表作「スワン」他、何点か聴かせて頂きました。




コイズミ無線の主力商品は、スピーカーユニットやコイル、コンデンサーなどのパーツ群。エンクロージャーのキットや加工済み製品も扱っています。

 写真は、自作マニアにはおなじみのスピーカーユニットメーカー「FOSTEX」の工作マニュアルです。パンフレット程度のボリュームで600円と割高ですが、要点がまとまっていて図面も載せられているため、一つ持っていても損はありません。

 部品の値段はピンキリですが、自分で作れば、比較的安価でメーカー製に勝るとも劣らないスピーカーを作る事が出来ます。基本的な木工とハンダ付けが出来る人ならば、難しい事はありません。




で、これが、スケルトンになっていて、「バックロードホーン」の構造が分かりやすい「長谷川弘工業」の新製品。

側面をアクリル板とし、MDF(中密度圧縮合板)を積層してホーンを形成しています。卓上においてもとっても可愛らしいのに、音はそんじょそこらのメーカー品を圧倒します。

8?とか10?で何でこれだけの音が出るの???と、誰もがビックリします。ホーンロードをかけると、低音のレスポンスが悪くなるようなイメージを持ちますが、実は正反対。ハイスピード・ハイレスポンス。

バックロードホーンの原理については栃木県佐野市のカネコ木工さんのHPが分かりやすいです。

小口径フルレンジ点音源ならではの、音の素直さ、音場の広がり・・・。いつか、自作してみたいと思います。

バックロードホーンSPを聴かずして、オーディオは語れない!?


☆ 日本人はなぜ日本を愛せないのか

鈴木 孝夫 著

 日本人や日本文化の特殊性について論じた本は数多くありますが、本書ほど分かりやすく、シンプルで説得力を持たせようとしている本に出会ったのは初めてです。

 比較言語学や文化人類学といった社会科学は、自然科学と違って証明が難しい(又は出来ない)わけですが、だからこそ、難しい抽象論ではなく、具体的な事例、誰が見ても納得のいく平易な説明が求められるわけで、その点ではずば抜けた良著でしょう。

 歴史認識についても、なるほど・・・と思わされる部分はあります。

 引用している事例については、やや恣意的にも思えるし、分かりやすさのためには、白か黒か的な論理の単純化がなされやすい事、一問一答形式の表記のスタイル、独特の造語など、多少言いたい事はあるし、賛成しかねる部分もありますが、なかなかの名著だと思います。

 日本人の「魚介型・植物的原理文明」の伝統的な生き方こそが、これからの世界に役に立つ・・・という主張は、やはり、かなり希望的観測だなとは思います。著者が指摘するように、アメリカングローバリズムの没落とセットでないと難しいでしょう。

 一読の価値はありますよ。
 
[アマゾン書評] [関連したBlog]


☆ 水稲の栽培履歴の回収(1回目)

無登録農薬問題や、BSE、食品表示偽装・・・等々、食品に対する不安の高まりから、多くの農産物で、栽培管理の記録が残されるようになりました。

 それが、栽培履歴の記帳運動です。

 いつ、どのような作業を行い、生産資材である肥料や農薬をいつどれだけ使ったかを一枚のシートに記録するわけです。

 化学物質の分野では、化学物質排出把握管理促進法があるし、食品なのだから、このような記録はあって当然と思う人もいるでしょうけど、

 高齢者が多い農家一軒一軒が記帳をし、それを回収、チェック、保管することの膨大な手間・労力を考えたとき、そうまでして、何かを証明してみなければならない社会とは世知辛いものだな・・・とも思います。

 今年は、集落のとりまとめ役をしています。今回は、水稲の一回目の回収です。集落全員がきちんと記帳してくださいました。


☆ ATH-Q64 ベルゼルガ 腹部と胸部間のクリアランス調整と整形

RRMから、当ブログをご覧頂いている方もいらっしゃると思います。

 掲示板に長々と書き込むかわりに、ここで少し整理をしてみたいと思います。気恥ずかしい部分や、失礼に当たる部分もあるかも知れませんので・・・。

 この度、RRM掲示板では、思わず一石を投じる形になったけれど、私の言いたい事は、J.J.さんが端的かつ的確な表現で代弁してくださったので、くどくどと補足する必要はなくなりました。共感して頂けただけでも大いに救われました。また、大変ご迷惑をおかけしました。

 管理人ガンプさんの熱意(模型製作には、技術よりも重要な要素!)も伝わってくるし、J.J.さんのバランス感覚(何事に対しても!)等々により、間口が広く、親しみの持てるRRMの運営方針には感服しています。

 別にヨイショする訳じゃなくて、そもそも、個人的要素の強い「模型」において、グループ活動を行っていくというのは、容易ならざる事だと思うからです。

 そんな居心地の良さに対し、ある意味甘える形で、私はこれまで、問題提起を意図的にしてきました。「和を持って良し」とする日本的美意識と両立する形で、切磋琢磨をも求めたからに他なりません。
 
 会ったこともない人同士が、ネットワークの世界で活発に意見交換するためには、RRMのスタンスがとても心地よかったからです。

 ところで、物づくりというのは正直な物で、例えば料理がそうであるように、受け手にとって美味しいかどうか、「結果」という形で制作者にはね返ってくるものです。

 だから、我々は料理人であって、例え一枚のプラ板であろうと、最新技術による理想的な「キット」であろうと、素材であると言う点においては、なんら変わらないと思うのです。

 電子レンジを使おうが、備長炭炭火焼きだろうが、要は、適材適所と創意工夫ってことではないかと・・・。

 従って、マスターグレードやHGUCのキットは、手を加える部分がほとんど無く、良いキットだ・・・と言われてみても、そこで終わってしまうのではなく、では、そこからどれだけ発展できるかを考えてみても良いのでは?と思うのです。

 改造に要する作業が少ない分、例えば、ドムであれば、熱核ホバージェットエンジンによる、高機動力の表現というテーマに目を向ける余裕が生まれるでしょう。

 地上戦であれば、周囲の木々がなぎ倒されるがごとく「なびいて」いる状況を再現する事で、そのスピード感を再現しても良いし、長尺のヒートロッドを操る武者姿にはどんなポーズが似合うのか・・・など、考える事はいっぱいあるのです。

 昔のキットならば、プロポーション修正だけで手一杯だった制作活動が、より高次元の表現に目を向けられるはずなのに、パチ組みしてもそれなりに楽しめるし、問題ない・・・というのでは、ちょっと寂しい・・・。

 ちなみに、まー坊さんの名誉のために、「フルスクラッチ」だけが本来「模型」と呼べる・・・という考え方には、ある意味一理あるなとも思います。心情的にも共感できます。

 でも、フルスクラッチが偉くて(又は高度で)、キット素組みは工夫が足りないとは思いません。なぜなら、くどいようですが、どちらも目的達成のための手段に過ぎないからです。他に使える物がなければ、ワンオフ(一点物)として作ったって良いし、身近に使える物があれば、大いに活用すれば良いだけなんですから。

 だから、どこに着眼したか・・・を語りませんか。

 私はこのベルゼルガで、その特徴的な武器「パイルバンカー」の激しさを、最も効果的な方法で表現したいと思っています。

 求める理想は高いかも知れません、言うほどには、その高みには達しないかも知れません。でも、ゴールを目指さない限り、そこに達する事はないのです。

 今回の作業は、胸部ブロックと腹部ブロックのクリアランス調整です。

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エッジがやや丸まり、やや隙間が出来ている部分もあります。

 大言荘厳するわりには、技術が伴わないです。日々精進・・・。

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☆ ATH-Q64 ベルゼルガ ポーズチェック!

胸部コクピットが塞がりましたので、立ちポーズのチェックをしてみました。

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 設定画通り・・・とはなかなかいかないですが、立ちポーズとしては、バランスはとれたかなぁと思っています。

 銃をわきにビシッと構え、左手は、拳にかけて力が入っています。足を踏ん張り、背筋をピンと伸ばし、遠く前方を見つめているポーズですね。

 こういう、スクッと立ち上がったかのようなポーズも、関節の自由度を高くするなど、かなり作り込まないと再現できないんです。

んでもって、こちらは、アクションポーズです。

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 激しい動きを再現すると、体の各部位のバランスがとれているかどうか如実に分かってしまうので、難しいですね。

 上腿がやや物足りないように見えます。キットに比べると膝から下をコンパクト&スリムにし、上腿をかなり延長したんですけどね~。

 (この辺は、最近のガンプラキットも、全然なっちょらんですよ、ホント。人型としてのプロポーションを全く理解してませんね、バンダイの製作チームは!)

 さてさて、ベルゼルガはその特徴的な頭部や長めに見える腕部によって、マウンテンゴリラみたいに見えるときがあるので、まぁ、こんな感じになりましょうか。

 クメン王国、ムナメラ河、ビーラーゲリラ、湿地戦ということで、ベルゼルガの最も様になる武器「パイルバンカー」を引き立てるため、そして、その鉄槌の激しさを表現するために、戦闘シーンとして「ある光景」を思い浮かべながら進めてきたわけです。

 (ネタバレになっちゃうので、ここから先は、どんなシーンになるのか想像してみてくださいね!)

 あくまでもこういった動きを再現したかったので、初めから固定ポーズの方が近道だったのですが、立ちポーズも降着機構も、動きのあるシーンも全て再現したかったので、関節だらけになっちゃいました。(ほえ~、先は長~いです。)

これは別角度からのショット。

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 近接撮影のため、手前の部位が大きく、遠景が小さく映っています。

 だいたいね、ほとんどのキットが、立った状態で見栄えが良いように、膝下を長く大きくしてるんですよ。(だから雑誌の作例は、膝下に合わせて太ももを延長するので、一回り高くなってますが、本来は、膝から下をもっと小さくしなきゃならんのです。)

 でも、ポーズを取らせたり、写真に写したりすると、ちゃんと人型のプロポーションになってないとおかしい事が良く分かるでしょ。ユーザーをバカにしなさんなって~の!

 あとはね、全高4mの「巨大感」をきっちり出す事ですね。想像してみてよ、4mの人型兵器って~のは、迫力あるよ!

 基本的にはカメラアングルです。地面スレスレからの「あおり」の角度ですね。

 めざせ!高荷義之でっせ!

☆ ステルス

いやま~、全く期待しないで見たんですが・・・。

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 結構イケルじゃないですか。しょせん、B級映画なんですから、楽しめりゃ~それでいいんです。

 ん~、戦闘妖精雪風のパクリみたいな所もありますね。アマゾンのレヴューでは、ナイトライダーとトップガンを足して2で割ったみたいというコメントがありましたが、まさしくです。

 結構暗いシーンもありましたが、スクリーン映えがしますね。この手の映画はやはりホームシアターに向いてます。

[アマゾン映画評]

☆ ダムと日本

天野 礼子 著

 長野県の田中知事の「脱ダム宣言」なども記憶に新しいですね。

 いったい、ダムの何が問題であり、巨大公共事業を巡る「政・官・財界の癒着」の構造なんかも実に良く分かる好著です。

 でもね、結局、国民のレベル以上の政治というは期待できないわけですから、これは、国民一人一人に責任があるわけですよ・・・結局のところ。

 イチオシ!

[アマゾン書評]


☆ ボックスアーティスト「高荷義之」氏?

12日の記事の続き・・・。

 しかし、その混乱は、比較的早い段階で整理がついたようです。高荷氏は、「そうか、これは、少年が憧れるロボットであって、そう言う意味では、私が今まで描いてきたミリタリー物となんら変わらないのではないか」というような考えに至り、前向きに取り組むようになったそうです。

 高荷氏は、一連のリアルロボット系の中でも、ザブングルシリーズを多く手がけています。そもそもミリタリー然としたウォーカーマシンはもちろん、スポンサーが商品化を前提としてデザイン上の制約を設けてきた「主役メカ」に対しても、リアルで生き生きとした描写を遺憾なく発揮しています。

 ザブングルでは、主役メカを大河原氏、それ以外を出淵氏が担当していましたが、建設機械や軍用車輌然とした、いかにもメカらしく精緻でカッコイイ出淵氏のマシンとは対照的に、制約があったとは言え、大河原氏マシンは、ロボット然としてやや古くさいデザインに見受けられました。

 ところが、ちょっと泥臭いけど愛嬌があって親しみやすく、それでいてかっこいいメカを描き続けた大河原氏のデザインの方が、時代を超えていつまでも飽きることなく愛される要素を持っているように思います。

 これは、高荷氏の絵も同様で、やや古さを感じさせはするが独学で得たと言われる独特のタッチと、あくまでも躍動感にこだわったポーズの取り方や構図によって、いつまでも色あせない魅力を放っています。

 時々、高荷氏の画調を意識した、やや荒いタッチの塗装を施した模型を散見しますが、2次元のイラストの手法を、模型にそのまま導入するのは、あまりにも思慮が浅いと思います。高荷氏が大切にしたのは、「生きた絵」であって、描画方法は手段に過ぎません。

 つまり、私が、高荷氏の「作品」から学んだことは、決して「死んだ模型」を作らないと言うことでした。また、基礎技術はとても重要だし、そのためには体系だった修練も必要だけど、本当に大事なのは自分が何をやりたいかだと思うのです。表現は百人いれば百通りで良い・・・。

 それは自分にとっては「誓い」といっても過言ではありません。例えそれが格納庫にしまわれ安置された「ロボット」であっても、にじみ出る緊迫感や存在感を表現できないようでは「リアルロボット模型」ではないでしょう。

 まして、何らかの活躍シーンであればなおさらです。ただ突っ立っているだけの「人形」ではなく、見る物を感動させる「生きた模型」でありたいと、常々考えています。

 空想の世界だからこそ、実物の存在するスケールモデル(車や飛行機、戦車等)や、恐竜などの生物系、兵隊さんなどのリアル系フィギュアに負けないだけの「作品」づくりを目指したいと思うのです。

 そう考えれば、キットの出来の善し悪しは問題ではありません。表現したい何かにとっては、作業上の要素の一部に過ぎないからです。

 確かに、たかが趣味の世界であり、人それぞれで良いのですが、短くはない模型人生の行き着いた先が「リアルロボット系模型(いわゆるガンプラ)」だった私にとっては、「訴えかけるものがない模型」なんて「模型」であって良いはずがないのです。

 イバラの道を、あえて、楽しみながら歩んでいく覚悟がなければ、いずれ必ず「模型人生」に飽きが訪れます。

 高荷義之氏の絵のようにありたい・・・、それはこれからも決して変わらないでしょう。


☆ ボックスアーティスト「高荷義之」氏 ?

10日の記事の続き・・・。

 加えて、マクロスのプラモデルキットの箱絵の影響は大きかったと思います。箱絵すなわち「ボックスアート」は、当時既に、イラストレーションの一分野を築いていました。

 写真の1/72のバトロイド・バルキリーを描いた「高荷義之」氏は、元々は、田宮のミリタリーモデルを中心に活躍していたボックスアーティストの第一人者です。

 一見荒々しいタッチのようで、実は、細部にわたって緻密なのが高荷氏の絵の特徴であり、より重要な事は、どの絵をみても「躍動感」にあふれ、人物はもちろん兵器や車両などの「メカ」も生き生きと描かれていることです。

 ミリタリー物が中心だった高荷氏が、どのような経緯でアニメロボット系のイラストを描くようになったのかは、詳しくは分かりませんが、おそらく、マクロス系のプラモデル(今井科学製)が初めての作品だったと思います。

 高荷氏は、兵器の運用というか、実際にどんな動きをするのかということにも詳しく、例えば、マシンガンの薬莢は、射出後、放物線を描くのではなく、足下にすぐに落下していることなども正確に描いています。

 そんな高荷氏ならではなのでしょう。ロボット物を描く際には、はたと困ったそうです。実物の存在する戦車や航空機であれば、例えば、鋳物成形の金属なのか、フレーム+外皮構造なのか、すす汚れや泥汚れは?摩耗具合は・・・といった「リアル」な情報に裏付けられた表現が出来ますが、空想物のロボットには、一切の情報がないからです。

 つづく・・・。


☆ 県民の日イベント

6月15日は栃木県民の日でして、毎年、その前の土日にイベントが催されます。

 時期的に梅雨のただ中で、晴れれば暑いし、曇雨天のすっきりしない年が多く、今年は土曜が晴れ、日曜は土砂降りとなりました。

 写真は、近年のイベント展示で目玉にしている、果樹や野菜類の「根域制御栽培」です。

 食卓を彩る果物・野菜類の多くは、起源が日本ではなく、長い年月をかけ品種改良されているとは言え、日本の多雨・多湿な環境には適していません。

 根圏を透水シートで多い、根域を制限し、肥料や水をコントロールする事で、木の大きさ、果実の糖度等々を緻密にコントロールする事が可能となります。

 さすがに雨の中、質問や家庭菜園の相談に訪れる方はほとんどいなくて、解説のために合羽を着て常駐した研究員は気の毒でした。




今年は、クイズ用配布物に「名入れコットンエコバック」を用意しましたが、荷物入れにもなると、なかなかの人気でした。

 写真は、メインステージで行われたD-51のライブ&公開録音。

 それにしても、梅雨時期にやるのはどうかね・・・。


☆ ボックスアーティスト「高荷義之」氏①

最初のガンプラブームが中学生時代、超時空要塞マクロスの放送が高校時代でしたから、私は、まさにガンプラ世代になります。

 しかし、当時、模型少年の興味の対象は第二次世界大戦の兵器やジェット戦闘機、あこがれのスポーツカー等が中心だったわけで、ガンプラなんぞ、ガキンチョのおもちゃにしか見えなかったわけです。

 まぁ、合体ロボ全盛時代でしたから、ガンダムの本放送を見ていない限りにおいては、そう思いこんでも仕方ないでしょう。ガンダムがエポックメイキングで、不滅の金字塔的作品であることを知ったのは再放送以降でした。

 そんなミリタリー(軍用)模型少年が、初めてリアルロボットアニメに衝撃を受けたのは、意外にも、超時空要塞マクロスにおける変形マシンのバルキリーでした。

 空間戦闘、対地攻撃、格闘戦に対応した3形態への変形と言う設定は、SF好きにとっては荒唐無稽ではなく、むしろ説得力と魅力にあふれていました。もちろん、ミリタリー然としたデストロイド系は言わずもがなです。

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 つづく・・・。

[More...]

☆ ATH-Q64 ベルゼルガ コクピット内きつきつです・・・。

ベルゼルガのパイロットは、長身が特徴的なクエント星出身の「ル・シャッコ」。

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ベルゼルガは最新鋭のヘビー級AT「ダイビングビートル」をベースにカスタマイズされた機体と思われますが、頭部空間も含めて、大柄なパイロットでも搭乗できるような空間が確保されています。

 とは言え、やはり兵器ですから、タイトな空間となっているようですね。

 まぁ、そんな雰囲気がでていれば良しとするところなんですが、それにしても足下が狭苦しい・・・。キットでは、座席に座ったシャッコのふくらはぎ以下の部分は省略されています。ここはコンソールに隠れてしまう部分なので、再現しても仕方ないかもしれません。

 ん~、さてどうしよう。足もそうだけど、ペダルを再現しても全く見えっこないし・・・
この部分は省略したままで良さそうですね。

 写真のとおり、胴体部分が接合できたので、全体を仮組みすることが出来るようになりました。ときどき、ポーズをつけて悦に入ってみたり、ん~、ココがちょっと甘かったかな・・・なんて眺めています(← 植木屋さん状態ですね。)

☆ ATH-Q64 ベルゼルガ コクピット内部のレタッチ等

素材の質感や、使い込んだ雰囲気を表現する上で、実はスケール(縮尺)というのは案外重要なのかも知れません。

 ベルゼルガは、全高約4mのアーマードトルーパーであり、この模型の縮尺は1/35になります。例えば、「汚れ」やエッジの「かすれ」、装甲パネル面の「色あせ」などを表現する場合、塗装の「粒子感(ざらつき)」がどれくらいの大きさまで許されるか・・・は重要なことだと思うのです。

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 どういう事かというと、例えば、全高20mクラスのモビルスーツでは、はっきりと「粒子感」の分かるような表現は不自然であり、エアブラシによる滑らかなグラデーションであるとか、全体的に弱めの半ツヤ位でまとめるのが良い結果が得られると思うのです。これは、航空機模型に似ています。

 一方、ATのサイズでは、AFV(装甲戦闘車両)模型で行われるような、かなり強いつや消しや、ドライブラシのような粒子感のある汚れ・かすれ、泥上げなどのチッピングも雰囲気の再現に有効となってきます。

 もちろん、1/24とか1/35の縮尺であっても、表現した「粒子:ざらつき」は、実物にした場合、24、35倍になるので、厳密に言うとオーバーな表現ではあるのですが、視覚的には丁度良いのです。

 エアブラシによるグラデーションは、基本的に仕上がりが綺麗で上品にまとまられます。その反面、コンピューターグラフィックスのように面白みに欠ける傾向があります。一方ドライブラシは、野趣にあふれ自己主張が強く、個性的で面白いのですが、気を抜くと単に汚いだけの乱雑な表現に陥ります。

 さて写真の解説です。実は、サイドのパネル(機器類)は、墨入れの失敗で塗り直す羽目になりました。地方ではエナメル塗料の入手が困難なので、アクリル塗料で墨入れしたのですが、アクリルは専用の溶剤を使ってもふき取りが出来ない場合があるのです。やはり、墨入れはエナメル塗料ですね。通勤途中のヨドバシカメラで購入できました

 ?は、上手くいかなかった墨入れをごまかすためもあって、ドライブラシを強めに行った状態です。明らかに表面が荒れてしまい、結局、溶剤でベース色を含め全て落としました。

 ?は、ベース色を塗った後に、軽くハイライトを入れた部分です。前回はちょっと派手でしたが、今回は、ナチュラルメイクになりました。

 ?は、シートへのドライブラシです。シート表面が平らなので、果たして革のような雰囲気が出せるか心配だったのですが、ちょうど使いこんだ野球のグローブのような感じになったと思います。

 ?は、肩関節裏側の突起です。暗色であり、囲まれた空間ですから、光があたらず凹凸感が全くありません。このサイズであれば、上手い人ならば、エアブラシの細吹きでグラデーションをつけられるでしょう。(私は、自信がないので・・・)そこで、ハイライトとしてドライブラシをした後、粒子感を弱めるために、溶剤を含んだ筆で伸ばしました。

 ?は、接着剤がはみ出た部分を、彫刻刀でこそげ落としたところです。ヤスリがけして、後でエアブラシで修正します。

 絵画であれば、油絵のような独特の「タッチ」も表現手法の一つになりますが、模型では基本的に、それはあり得ません。しかし、どんな事を表現(あるいは再現)するのかを明確にして、そこに向かっていくという点では似ていると思います。

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☆ 職人を泣かせて建てた300年住める家

荻原 博子 著

 とにかく痛快に読め、最後には、ほろりとさせられた本でした。あっという間に読めました。

 とはいえ、本のタイトルから想像する内容とは微妙に異なるかも知れません。

 地方出身で、築何百年の旧家で育った著者は、土壁がボロボロ落ちるような伝統的な木造軸組みの日本家屋には全く興味がなく、メルヘンチックな洋風の建物に憧れていたのに、紆余曲折あって、非常にクセが強い反面、極めて耐久性の高い「栗の木」を構造材に使った世界で最初の、そして最後の?日本家屋を建てることになります。

 私も6歳までは、土間に、かまど、五右衛門風呂、茅葺き屋根の伝統的な農家の家屋に住んでいまいましたから、その辺の心情は良く分かります。

 アマゾンのレヴューでは、フツーの人が家を建てるときには何の役にも立たない本と酷評している人もいますが、それは、著者自身も認めた上で、本来家を建てるという事、家づくりとは本来どうあるべきだったのか・・・という事を記しておきたかったと言っています。

 現代の便利な世の中において、スローな生き方、本質に迫ろうとする生き方は、実際には、とても骨の折れる作業であるとおもいます。楽しいだけではすまないけれど、そこから得られる充足感というのは、なかなか得難い物があるでしょう。

 そんなことを考えさせられる本です。まぁ、著者自身、普通じゃ嫌だけど、結構影響もされ易く、ミーハーな一面もあったわけで、若い頃に書いてきた表面的な住宅記事への反省もこめて・・・という側面もあるようです。

 少々気になるのは、90年代に住宅関連記事を書いていたのなら、「高気密・高断熱・24時間計画換気」の事も正しく認識していなければならないのでは・・・?という疑問。

 ハウツー物として読んではイケマセン。一読の価値はありますよ!

[アマゾン書評] [関連したblog]


☆ ATH-Q64 ベルゼルガ 立体物における「舞台メイク的表現」

コクピット内部は、いろんな機器類があったり、シート等の金属以外の物体も含め、ちまちまと配置されているので、搭乗ハッチをオープンして降着ポーズをとってるシーンでは、最大の見せ場になります。

FI2610884_0E.jpg

 それらの立体感、使い込まれた雰囲気作りというのは、ちょうど、顔の化粧に似ている部分があります。というのは、陰影や素材の質感を「らしく」見せるためには実物よりもその特徴を上手に強調する必要があるからです。

 そのためには、塗料の性質について、整理しておく必要があります。現在プラモデルに使われる主要な塗料には、水溶性アクリル系、ラッカー系、エナメル系の3つがありますが、それぞれ一長一短ある上に、重ね塗りする場合には組み合わせの適否があるので要注意です。

 ベースとなる塗装には、ラッカー系またはアクリル系が適していますが、アクリルの上にラッカー系の塗料は塗れないので、ラッカー系がベターです。ドライブラシやグラデーションには同系を用いるか、ラッカー系ならばアクリル系を重ねることが出来ます。
 墨入れには伸展性が良く、綺麗に拭き取れるエナメル系を用います。

 エナメル系は筆塗りした場合でも伸びが良く、艶や発色がすばらしく、プラスティックへの食い付きも良いので塗料としては最高なのですが、高価なのと、BEE太郎さんのコメントにあるように、接着面や細かい部品を浸食しやすいという欠点もあります。

 さて、細かい部品は、エアブラシの細吹きによるグラデーション処理が難しいので、ドライブラシや、エッジを際だたせるハイライトが効果的でしょう。この二つの技法は筆を用いるわけですが、ドライブラシが文字通り乾き気味なのとは対照的に、ハイライトは、筆の脇腹でエッジに塗料を乗せていく感じですから、濡れた状態で用います。(写真矢印部)

 使い込んで汚れたような部分には、細かく砕いた「パステル」などを擦りつけ、上からつや消しクリヤーで定着させるといった手法もありますし、その他、絵画に用いられるような画材(絵の具)も、工夫次第で有用な素材となります。

 残念ながら、写真のボックス状の部分は汚くなってしまったので、溶剤で落としてやり直すことにしました。(後日掲載予定)

☆ ATH-Q64 ベルゼルガ コクピット内

エアブラシ塗装をする場合には、まず、マスキングと言って、塗りたくない部分をテープで覆う必要があります。

 左から、マスキングテープを貼ったところ、シートを塗装したところ、マスキングテープを剥がしたところになります。

FI2605071_0E.jpg

 貼った隙間から、漏れて塗りたくないところにもはみ出す事がありますが、これは後に、溶剤で拭き取るなどにより、対処できます。

 今回はたまたま、隠れてしまうところだったので問題ありませんでした。

 シートは「ブラウン:茶色」であり、革をイメージしていますが、基本塗装はツヤ有りでOKです。質感を高める「汚し塗装」や、「ぼかし:グラデーション」などの処理を行った後、最後に、ツヤを抑えるため、クリアー+フラットベース(光の乱反射「拡散」用微粒子入り塗料)で全体を整えます。

 なお、BEE太郎さんにコメント頂いたように、最初から「つや消し塗装」を行い、表面に微細な凸凹を形成する事で、その凹部分に暗い色を墨入れして、使い込んだ雰囲気を出す事も出来ます。

 これは、通常は、墨入れの失敗事例に挙げられるのですが、逆手にとって意図的にやる場合は、応用編というか、むしろハイテクニックと言えるでしょう。

 今回は、ドライブラシで、いい具合に質感を出せましたので、これは、2、3日後の記事にUPします。

 写真のような「オモチャっぽい」シートが、どのように変化したか期待してくださいね!

[More...]

☆ 後期除草剤(バサグラン)の散布

水田の雑草の中で、防除の難しいものの一つが「クログワイ」です。地下に球根のような塊茎(かいけい)を形成するので、地上部を取り除いたとしても、長期間にわたってだらだらと発生します。

FI2606851_0E.jpg

 水田を畑として利用する、つまり田畑輪換すると、この草は減少するのですが、我が家には、水路の関係で畑にしづらい田んぼが一枚あって、そこでは毎年このクログワイが発生しています。

 我が家ではありませんが、クログワイが大発生して、収穫作業に大変な支障を来した田んぼにも直接携わりましたから、この雑草の怖さを私は身をもって知っています。

 ただし、クログワイには、卓効を示す「除草剤:バサグラン」があります。除草剤というと、一般的なイメージとしては、「毒」というか「草を皆殺しにする」・・・と言うイメージがあるでしょうけど、化学物質の使い方としては、農薬はものすごく高いハードルを越え安全性が確認されたものしか登録されていません。正しい使い方をする限りにおいては、何ら心配はないのです。

 また、使い方もその化学物質の性質や、対象とする作物・雑草にあった使い方がなされています。

 バサグランを例にとると、この除草剤は、水田に使われる他の除草剤と少々使い方が異なっています。この薬剤は、根から吸収させることは出来ない性質なので、必ず、植物体に接触させなければ効果がありません。最も効果的なのは、液剤として上から散布することです。もちろん、植物に対する選択性がありますから、稲には全く影響がありません。(雑草だけに効果があるのです。)

 ただし、液体として散布するには道具が必要だし、水田では、大変な作業になります。そこで、効果はやや劣りますが、粒剤もあります。なお、バサグランは、液剤も粒剤も田面水があると希釈してしまって効果が無くなりますから、落水して、植物体を露出させる必要があります。

 クログワイの防除適期は、梅雨入り前後になるので、多量の降雨があるとせっかく散布したバサグランが薄まってしまうので、お天気勝負にもなります。

 つまり、農家がケミカルコントロール(化学的防除)を行うには、植物の生態、化学物質の特性、散布適期・方法等々、幅広い知識が求められるわけです。

☆ お庭で昼食!(ホットプレート)

梅雨入りしたかのようなどんよりした天気ですが、熱くもなく寒くもなく、日差しもないので、お庭でランチタイムを楽しみました。

 バーベキューセットはまだ持ってないので、電源コードを伸ばして「ホットプレート」でいろいろ焼いて食べます。

 食事そのものは、わずかな時間であり、芝生を刈ったり、食事の準備・後かたづけには時間がかがりますが、子供達が楽しそうであれば、大変でも何でもありません。運動会で使ったセットですが、設置も片づけも簡単で、お手頃なテント&テーブルです。

 さて、広い芝庭で、優雅に見えるかも知れませんが、田舎生活の不便さと引き替えに得ているということはあります。

 ただ一つ言える事は、たまに出かける行楽地でレジャーを楽しむよりも、できることなら、日常の空間を楽しくするべきではないかということ。

 つまり、どこそこの料理が美味しいとか、どこのオートキャンプ場が良い・・・というのは、いろいろリサーチしているという面では、その人の行動力・情報力を評価できますが、あなた自身が工夫した結果ではありませんし、あなたの生活空間が豊かになったわけではありませんよね・・・。

 前回書いたように、「スローなんとか」と言う言葉は嫌いですし、まして、それを商売(売り)に結びつけるのはもっと嫌いですが、それぞれのライフスタイルの中で、流行に惑わされることなく生活を豊かに出来たなら、素敵な事だと思います。

 もちろん、かくいう私も、便利なアウトドア用品の利便性にあやかっている部分はありますので、どこまでが自分の工夫と言えるかは、程度問題なんですが・・・。


☆ スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化

辻 信一 (著) 平凡社ライブラリー

 スローフード、スローライフ・・・その言わんとするところはよく分かるし、共感できる部分も多いのだけれど、わたしはこの「スローなんとか」と言う表現には二つの理由で抵抗がある。

 一つには、スローを唱えている人々の多くは、ファーストもスローも選択できる恵まれた立場にあると言うことだ。例えば、やり玉に挙げられているファーストフードの象徴「マクドナルド」にしたって、実物はおろか、話すら聞いたことの無いような国・地域の人たちにとっては、ファーストかスローかと言う選択は、贅沢な悩みではなかろうか。

 もちろん、搾取「され」も「し」もしないために、競争・効率一辺倒の「ファースト」を省みようというのは、その通りなんだけど。

 二つめは、代表的なスローライフである「自給自足生活」では、朝から晩までせわしなく働いている人もいるだろうし、重要なのは、本人が楽しんでいること、気持ちの上では余裕を持っていることであって、端から見れば忙しそうかもしれないし、休日「ごろ寝」している人が、全く充実感がないことだってあるだろう。

 だから、「スロー」という表現は、どうもしっくりこないと思うのだ。

 日本のような国こそ「スロー」が必要であろうけれど、「スロー」を声高に叫ぶことが出来るというのも、贅沢な話だと思う・・・。

 まぁ、いろんな事例・考え方が提示されているので、本書は内容としては悪くない。

[アマゾン書評]


☆ 恐竜ルネサンス

講談社現代新書 フィリップ カリー (著), 小畠 郁生 (翻訳)

 著者は恐竜研究の第一人者であり、世界中で講演したり、TVにも出演するなど、恐竜に関する普及・啓発にも力を入れている。

 1994年の本なので最新情報ではないけれど、恐竜研究の歴史や現状、舞台裏が良く描かれていて好感が持てる。

 また、日本の恐竜事情にも精通しており、日本各地の恐竜に関する展示等も列挙されていて、サービス満点といえるだろう。

 恐竜好きならずとも、一読の価値あり。

[アマゾン書評]


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